パソコンのソフトウェア

パソコン本体、ディスプレー、プリンター、キーボードなど、目に見えるものをハードウェアといいますが、これらのハードウェアを動作させるために必要なプログラムやデータのまとまりをソフトウェアといいます。
一般的なコンピューターでは、入出力制御など基本的な機能を提供する基本ソフト( OS )と、 利用者が 実際に成果を生み出すための処理を担当するアプリケーションソフト(応用ソフト)に分けられます。

一般に、ソフトウェアは著作権によって保護されており、無断でコピーや配布はできません。

基本ソフト(OS)

パソコンの電源を投入すると、最初にマザーボードのメモリーに組み込まれたBIOS/UEFが起動、次にその情報を得て基本的な機能を提供するWindows10のようなOSが起動します。

通常、OS (オペレーティングシステム: Operating System、OS)は、コンピューターの入出力管理、ファイル管理、メモリー管理、ネットワーク機能など普段はソフトとして意識していないような基本的な機能を提供しています。

主なOSには、マイクロソフト社のWindowsやアップル社のMac OSのほか、UNIX、Linuxなどがあります。

パソコンの場合、OSはあらかじめインストールした状態(プリインストール)で販売しているので、あらためてインストールする必要はありませんが、定期的にセキュリティやシステム改善のためにアップグレードされ、その場合はユーザー自らが操作しなければならないため初心者にとっては難しいことになります。

Windowsパソコンの最新OSはWindows10で 、半年ごとにアップグレードが無料で提供されています。

アプリケーションソフト

アプリケーションソフトとは、文書作成や動画再生、インターネット閲覧など、特定の利用目的のために作られたソフトウェアで、略して「アプリ」などとも呼ばれています。

文書作成の「Word」や表計算の「Excel」、 ウイルス対策の「ウイルスバスター」など のように有料のものがほとんどですが、インターネット閲覧の「Google Chrome」、PDFファイル閲覧の「Acrobat Reader」のように普段よく利用していて無料で提供されているものもあります。

アプリは、基本ソフトである「OS」と一体となって動作するため、アプリを購入する場合は、対応しているOSの種類とそのバージョンを確認する必要が有ります。

パソコン、スマホの実践教室
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