Microsoft Officeの種類

パソコンを購入すると最初から入っているソフトの代表が Microsoft Office です。パソコン購入後に自分でOfficeソフトを購入してインストールするより割安で、かつ、すぐ使えるのでWordやExcelを使う方には便利でお勧めです。Officeソフトを搭載していないパソコンは少し安いですが、後で必要になってWordやExcelだけでも自分で追加しようとすると割高になります。
この Officeソフトはそのままずっと使い続けることができますが、約3年ごとにバージョンアップされるので、陳腐化したりサポートが切れる前にバージョンアップするのが一般的で、現在ではOffice2016が最新です。
このソフトを新しく購入したり、バージョンアップが必要になった場合、現在では利用できるサービス内容に応じていくつかの選択肢がありますが、「あまり使わないのに高い」・・とか悩むことになります。
私も、何度かバージョンアップに付き合ってきましたが、若い時より資料作成も少なくなったり、複数台のパソコンを持っているため、Excelだけ新しくするなど「節約」してきましたが、退職後、パソコンボランティアを始めたことにより、最新のソフトを使ってみたいと思うようになり、あらためて色々調べてみました。
結論的には、個人でも契約でき、価格の面で「office 365 Solo」と変わらないのに5台までOfficeソフトをインストールできるということから、「office 365 Business」選択して利用しています。
問題修正や最新機能の追加、バージョンアップなどがインターネット経由で自動的に配信されるので安心ですし、使わなくなれば月次契約に切り替えて時機を見て解約することができます。
しかし、解約後は全く使わないということはないかもしれないのでその時はどうしましょうか?

Microsoft Officeのライセンス

家庭・個人向けでは「永続ライセンス版」と利用した期間に応じて料金を支払う「サブスクリプション版」があり、次のような特徴があります。

永続ライセンス版

プレインストール版の場合は、最初からOfficeが入っているので、パソコンを起動したらすぐにOfficeが使え、そのパソコンに限って、パソコンが壊れるまでずっと使えますが、使えるのはインストールされているパソコンに限られるので、そのパソコンが壊れたらそれまでです。
パッケージ版は、オンラインショップや家電量販店などで購入できるOfficeのことで、購入した際の番号をOfficeサイトで入力して基本的にインターネット経由で自分でインストールしなければなりません。
この場合、1人のユーザーが2台のパソコンにインストールして利用でき、パソコンが壊れても、2台までなら、別のパソコンにインストールして使い続けられます。当然、Officeの新しいバージョンがリリースされても、新バージョンには無料で更新されません。
〇Office Home & Business 2016 ¥37,584
・含まれるアプリケーション:Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNote
・同一ユーザーが使用する 2 台の Windows PC にインストール可能
〇Office Personal 2016 ¥32,184
・含まれるアプリケーション:Word、Excel、Outlook
・同一ユーザーが使用する 2 台の Windows PC にインストール可能

定額の1年間または1ヶ月間の自動更新サブスクリプション版

発売時点で最新のOfficeと同じソフトが利用可能で、同一のPCを使い続ける限り最新バージョンへのアップグレードが受けられ、OneDrive(1TB)・Skype(60分/月の通話)等の1年間の利用権であるOffice 365 サービス(Office Premium搭載パソコン専用)も無料で付属しています(延長更新は有料です)。
・Office 365 Solo 毎年 ¥12,744 毎月 ¥1,274
・自動更新は、個人用 Office のアカウント からいつでもキャンセル可能
・含まれるアプリケーション:Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNote、Access (Windows PC のみ)、Publisher (Windows PC のみ)
・含まれるサービス:OneDrive、Skype
・同一ユーザーが使用する 2 台の Windows PC または Mac にインストール可能、1 TB の OneDrive オンライン ストレージ
・常に最新バージョンのアプリケーション

個人で更新したい場合、どちらを選べばよいか悩ましいところですが、2010年6月17日発売されたOffice 2010は2020年10月13日に全てのサポートが終了するということから、10年使えれば「永続ライセンス版」が割安な感じですが、その間に2013、2016とバージョンアップされているので機能はさほど変わらなくとも陳腐感は否めません。
*WPS Office(旧 KINGSOFT Office)という互換ソフトは、Writer(ワープロ)、Spreadsheets(表計算)、Presentation(プレゼンテーション) の3種類の機能を持つスタンダード版で5,000円以下で購入できるようです。正規版ですが、やや使い勝手や機能の面で Microsoft Office とは異なるのでそれを承知で利用するならば1つの選択肢です。
*「Office Professional Plus」などといって1ユーザー1ライセンスのOfficeがネットで販売されていますが、企業向けの商品などを分割して不正なプロダクトキーとセットで販売しているもので、これは正規版ではないのでご注意ください。

企業向けoffice 365

上記のどちらを選んでも、2台までなら1ライセンスでインストール可能ですが、それを超える台数にインストールしたり、本格的なクラウドサービスを使いたい場合は、「office 365 Business」も選択肢に入ってきます。
「office 365 Business」は企業向け「クラウド・コンピューティング」サービスの1つで、サポートされるユーザー数は、1~300人であり、利用の仕方によって下表のような違いがある3つの選択肢があります

機能 Office 365 Business Essentials Office 365 Business Office 365 Business Premium
Officeソフト
Skype for Business
※ 単体プラン
Exchange Online
SharePoint Online
OneDrive for Business
Yammer
利用ID数 5ID~300IDまで
年間費用(1ID当り) 6,480円 10,800円 16,320円

この表の中で、「Office 365 Business」は個人でも契約でき、「Office 365 Solo」の月60分間 Skype無料利用はありませんが、価格の面で「Solo」と変わらないのに5台までOffice Soft をインストールできるということから、「Office 365 Business」選択して利用しています。

Office 365 Business

デスクトップとオンラインのOffice アプリケーションに加えてクラウドでのファイルの保存と共有が利用でき、問題修正や最新機能の追加などがインターネット経由で自動的に配信されるので「バージョン管理」や「セキュリティパッチ」を当てるといった管理のための作業が必要ありません。
提供される具体的なサービスは以下のとおりです。
•含まれる Office アプリケーション:Outlook、Word、Excel、PowerPoint、OneNote、Access (PC のみ)、Publisher (PC のみ)
•含まれるサービス:OneDrive、Web 版の Word、Excel、PowerPoint
•1 ライセンス:ユーザー 1 人あたり 5 台の Windows PC または Mac、5 台のスマートフォン、5 台のタブレットにインストール可能
•1 TB の OneDrive ストレージ
•最大ユーザー数: 300
•24 時間年中無休の電話サポートと Web サポート (重大な問題の場合)
なお、「Office 365 Business」には含まれず、「Essentials」などに含まれているサービスの概要は以下のとおりで、グループウェア環境や情報共有基盤の運用などを行いたい場合には必須な機能です。
•Exchange Online・・・クラウド型メール・スケジュール管理や共有
•SharePoint Online・・・情報共有ポータルサイト
•Skype for Business・・・Web会議システム・インスタントメッセージ(IM)・プレゼンス管理
•Yammer・・・社内ソーシャル