パソコンを最初に購入する場合、ほとんどの方が電気店に行って店員の勧めるメーカー既製品を選びます。
購入してすぐ使えるので初心者は最初はそうすべきで、また、それしか方法がないと思います。
しかし、使い慣れてくると、性能等に不満を持ったり、陳腐化したりして自分の利用目的にあった新しいパソコンが欲しくなってきます。

一般に販売されているメーカー既製品以外を使いたい場合の選択肢にはいろいろあります。

BTOを利用する

BTOは「Build To Order」の略称で、受注生産という意味です。
パソコンの自作には自信がなかったり、面倒な場合の選択肢で、業者推薦のパーツを組み合わせ、ある程度自分の希望に合った予算、構成のパソコンを手に入れることができます。

自分のパソコンを改造する

この方法は、自分が今使っているパソコンが陳腐化したので、メモリーを増設したり、HDDをSSDに交換するなどの一部の機能強化から、マザーボードごと大部分を更新する大きな改造まであります。

中古を購入する

パソコンは世代交代が早く、1~2世代前のものは性能にあまり差がないものの価格は大幅に低下しているものがあり、数年使って陳腐化したパソコンを更新する場合は中古を利用するという選択肢が有ります。

自分で部品を購入し、組み立てる(自作)

いわゆるパソコンの自作です。
パソコンの価格が下がって機能も向上してきたので、あえて自作する人は減っているようです。
挑戦するためにはネットや季刊の専門誌を参考に、部品の性能や価格等の最新情報を集める必要がありますが、規格が統一されているので案外簡単です。
秋葉原には専門店がいくつかあるので、事前に最新規格や価格情報を自分の足で仕入れておくのが楽しみでもありお勧めです。

HDD→SSD換装

パソコンの改造で一番多いのは、メモリーの増設とHDD→SSD換装だと思います。
メモリー増設はDDR4など規格を確認してメモリーを購入し、スロットに刺せばよいの
簡単ですが、換装は一般にクローンの作成等特別な作業が必要なので項目を起こして紹介します。

HDD( ハードディスクドライブ)は記憶媒体のディスクが高速で回転していてそこにデータの読み書きを行いますが、 回転数は 5,400rpm、7,200rpmとほぼ上限に達しています。

SSD(ソリッドステートドライブ)はフラッシュメモリーに電気的に読み書きを行うので機械的な駆動部分がなく、更に高速で読み書きができ、衝撃にも強く、動作音もしないので静かです。

Windowsの起動や動画編集などで動作が遅いことが気になったり、静かな環境でパソコンを使いたい場合はHDD→SSD換装がお勧めです。

しかし、SSDの価格が低下しており、パソコンの標準記憶装置はHDDからSSDに置き換わる可能性もあり、それまでの方法ということです。

パソコン、スマホの実践教室
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